20年度行事報告


主催事業「秋の自然観察会」
              平成20年10月26日(日) 猿倉山
 
 強風が吹くなか 33名参加。強風のため予定コースを変更する。
獅子が鼻口まで車で移動。獅子が鼻展望台まで自然観察を。
低地帯のブナも見られた。その後車で風の塔まで行きどんぐり拾いなどをしながら風の塔に登り見学の後解散する。
 
第5回 室内研修会 「立山周辺の岩石について」  講師 国香正稔
              平成20年10月24日(金) サンシップ703号室 18:30〜20:00
 

立山周辺の岩石というタイトルで結晶とガラス
岩石の成因、アカホヤ火山灰、化学組成による分類
などを学ぶ 27名参加
第16回 富山県ナチュラリスト入善大会
              平成20年10月19日(日) 入善町健康交流プラザ(サンウェル)

91名の参加者で開催されました式典の後、国香正稔先生をお迎えして「黒部川扇状地のつくり」と題して記念講演を拝聴しました。 自然観察会には3台のバスで出発、。河岸段丘の事を地元ではハバと言う事等を本瀬薫さんの説明を聞きながらバスは、下山八幡社に到着しました。常緑樹の林に覆われた境内に入ると、樹齢600年以上のウラジロガシに巻き付いた根周りが3.8mの大藤(県の天然記念物)は、とても見ごたえがありました。墓ノ木自然公園の川原でカワラハハコが一面に咲き、たわわに熟したアキグミの実を食後のデザートとして皆でいただきました。
 夏を思わせる暑さの中、額の汗を拭いながら扇頂部から扇端部まで案内説明をしていただいた入善町自然を愛する会の皆さんの御蔭で沢山の事を学びとても有意義な一日でした。                                塩見敏子(H14)

野外研修「立山の外来植物除去活動」
              平成20年10月13日(月・祝) 立山弥陀ヶ原
  天気は快晴で、参加された12名の皆さんは気持ちよく作業をされ、今日は神戸学院前を主にオランダゲンゲ、シロツメクサの除去活動をしました。
 作業後、残念ながら紅葉は終っていましたが、弥陀ヶ原周辺の散策を楽しみました。
 観光客が多く、美女平駅での待ち時間がありましたが、参加者全員満足し、帰路につきました。

集計結果: タチオランダゲンゲ約4100株、シロツメクサ約300株、 オオバコ約100株、オランダミミナグサ10株、スズメノカタビラ10株

平成20年度北陸三県ナチュラリスト交流研修会
              平成20年10月4日(土)〜5日(日) 白山山麓 白山瀬女高原
 
10/5、瀬女遊林パークを二時間程散策。ロープウエイにて標高1000mまで上がるが途中ミズナラの立ち枯れ多く目立つ。
ホンシャクナゲも多くブナ林、ナナカマドの紅葉も始まりエゾリンドウが色よく咲いていました。
野外研修「立山の外来植物除去活動」
              平成20年8月24日(日) 立山駅 8:00〜
  今日の除去活動は、天狗平から水平登山道を経由して室堂平までである。6名で高原ホテルまで行き、唖然とする。敷石の間にびっしりとスズメノカタビラ、周りの石垣上部にはシロツメクサ、オランダミミナグサが植えたように繁殖しており、とても6名では除去できるものではない。一部を除去した袋を高原ホテル処理をお願いして先を急ぐこととした。
 したたかな外来植物相手の除去作業で完全に取り除くことは無理に思える。先の見えない除去作業であるが、参加して1本でも多く取り除くことにより、何本の高山植物が助かるだろうか、来年には何本の新たな芽が顔をくれるだろうか。
ひとりでも多くの参加を願い、次回の除去作業にも参加しなければと思っている。(溝口豊志
第33回立山美化清掃大会
         平成20年8月22日(金)  立山アルペンルート沿線一帯 

 8月22日(金)、立山アルペンルート沿線一帯で総勢260名が参加して美化清掃大会が行われた。協会として恒川さんと竹内の2名が参加し、室堂〜一の越のコースで活動をした。ゴミは少なく飴の包み紙ぐらいだが、山荘の裏に若干ガラスの破片があり回収した。今年から外来植物除去活動が加わり、立山りんどう会などが天狗平等で除去活動を行った。例年同様、多くの協会員が他団体から参加していた。なお、ホームページ管理用パソコンが雷被害に遭い、今回の大会を会員の皆さんにご案内できなかったことをお詫びいたします。(渉外 竹内智子)


閉 会 式
野外研修「立山の外来植物除去活動」
              平成20年7月13日(日) 立山駅 8:00〜
 当日は天気も良く絶好の活動日和で、私達213名は駅舎を中心に、弥陀ヶ原ホテル前から国民宿舎立山荘までの除去を担当した。本で覚えただけの植物は知らないのと同じだ!という事を痛感しました。 オオバコ・スズメノカタビラ・シロツメクサ・セイヨウタンポポ等の馴染の植物以外は図鑑と全く同じでないと分別できませんでした。
 昔、称名滝周辺でセイヨウタンポポの除去をしていた人に「種が風で上がって行くがに、ここでとらにゃ上でとってもきりないちゃ。何考えとるものやら」と言われた事をふと思い出しました。立山に関わる全ての団体が立山を愛し、守っていくという気持ちを持たないと、立山が外来植物で覆い尽くされる日も遠くないと心を痛めています。(吉井純子)
第4回 室内研修会 「富山湾のさかなたち」 講師 魚津水族館学芸員 稲村 修
              平成20年7月11日(金) サンシップ703号室 18:30〜20:00
 日本海側の中央部に位置する富山県は、標高3000m級の北アルプス立山連峰を背後に、水深1250mの富山湾に臨んでいる。僅か数十kmの間に4000mもの標高差を持つ地域は世界でも希である。このような多様な環境とそこに暮らす「富山のさかなたち」を紹介された。

 これらの生物多様性を維持するためには、富山の環境を保全することが重要である。さらにそのような活動を広げて行くことが、人類の地球上での生息環境を守ることに通じるものと信じている。
野外研修「立山の外来植物除去活動」
              平成20年6月22日(日) 立山駅 8:00〜
 弥陀ヶ原バス停〜松尾駐車場までの道路両側の外来植物除去が宛がわれた。まず、松尾駐車場に向かって、道路左側からから外来植物除去を行い、下がっていった。生憎天候が悪く雨が落ちてきたので、全員雨合羽を着込んでの行動であり、第3班は班長の高木さん、記録の中島さん、橘さん、石川さん、増田さん、川上さん、志村副会長、早川の8名である。弥陀ヶ原バス停周辺は、消雪間もない状態で、雪圧から脱却したばかりの植物は、未だ立ち上がり切っていない状態であった。アスファルトとコンクリートの間にオオバコ、セイヨウタンポポ、スギナ(今回は除去の対象としない。)が多く、駐車場等未舗装の砂利敷き面には、イネ科の2年草のスズメノカタビラが多かった。(早川)
第3回室内研修会 「立山の高山生態系と地球温暖化について」 講師 富山大学 和田直也氏
              平成20年6月13日(金) サンシップ703号室 18:30〜20:00
 高山は地球温暖化に対して脆弱な生態系であり、低標高の動植物に追いやられて絶滅する種が出てくること、まして氷河期の遺存種は「空に浮かぶ島」のような環境となることで、集団間の交流が起こり難い極めて厳しい状況となるそうである。
 1980年〜2005年の間、ハイマツの伸長成長量を調査した結果、速度が速まっており、、群落の拡大により林縁の小さな植物の生育が妨げられるとして、クロマメノキ・ミヤマキンバイ・コケモモ・ミネズオウ・ウラシマツツジ・ガンコウラン・イワスゲ・ミヤマコゴメグサなどへの影響をグラフ化して説明された。(堀内)
主催事業「全国一斉自然観察会」
              平成20年6月1日(日) 美女平 9:00〜14:00
 富山県ナチュラリスト協会が開催する自然観察会で、恵まれた富山の自然に親しみ、楽しく観察することを通して、自然のしくみに対する理解を深め、自然保護思想の啓発・普及をはかるため、広く県民より参加を募り実施されました。
 今年は、快晴にめぐまれ、70名が参加しました。10班に分かれ、ナチュラリストの解説により美女平の自然を満喫しました。

出会った花:チゴユリ、タニウツギ、トチ、ホウ、ユキザサ、アカモノほか
声を聞いた鳥:オオルリ、ウグイス、イカル、シジュウカラ、ヤマガラほか
第2回 室内研修会 「立山の外来植物について」 講師 協会会長 泉治夫
              平成20年5月30日(金) サンシップ703号室 18:30〜20:00
 6月から8月にかけて行われる、立山の外来植物除去の事前研修として行われた。
・外来植物と帰化植物
  外来植物:もともとはこの地に産しないと考えられるもので、ほかから移入した種 外国産植物 国内産植物
  帰化植物:人間の活動によって、外国から日本に持ち込まれ、日本で野生化した植物
・雑草と人里植物
・1年草、2年草、多年草
等々、実際に作業するにあたって必要なことを、現物を持参し、詳しく説明された。


第1回 室内研修会 「立山の自然保護について」 講師 環境省レンジャー 岸秀蔵氏
              平成20年5月16日(金) サンシップ703号室 18:30〜19:30
 ・立山連峰の自然 ・国立公園の目的 ・日本の国立公園 ・中部山岳国立公園 ・公園の諸問題 ・国立公園の管理 ・許認可業務 ・施設整備 ・自然解説、普及、啓発など ・幅広い参画による管理(仕組み作りなど)
まとめ
@日本を代表する山岳景観と渓谷美を後世に受け継いでいくことが重要
Aそのためには、保護の視点に基づいた利用を進める必要がある
B少子高齢化や人口減少、情報化社会など社会構造が変化する中で、多様な主体の参加による管理が重要になっている
ネイチャーウオーク@ 滝見台〜美女平
              平成20年5月11日(日) 参加者18人(うち一般参加者2名)
 ブナやオオカメノキの芽吹き、イワウチワ、オウレン、イワカガミ等の植物と春の息吹きを感じながらの観察会。
 あいにくの霧雨のため、午前中に美女平までの工程となった。雨に煙るブナ平やブナ坂の雰囲気は別の趣もあり、興味深かった。
 今年で4年目の観察会だが、毎年違った表情を見せてくれる。


 自然を更に身近に感じるための、抹茶の野立てはやむを得ず美女平でのお茶を味わい、一句ひねって深呼吸もちょっとイマイチ。
 森の一番活動的な姿に接しながらの観察会だった。(河合)
ナチュラリストシンポジウム  テーマ「ナチュラリストに求められるもの」
                          「ナチュラリストが求めるもの」
  平成20年4月12日(土) サンシップ福祉ホール 10:45〜11:35
 
座長:泉会長、パネリスト:ナチュラリスト代表小原氏・呉西代表水上氏・呉東代表本瀬氏立山センター大沼氏
◇自然の仕組を含めて解説している。
◇地域社会に溶け込んで活動したいが、客とこちらの接点がむずかしい。
◇出会いを大切にしている。
◇単に資格を取るだけでなく、活動をしてほしい。
◇自然を守る基本を伝えたい。
◇地球を長持ちさせよう。等々熱い思いが語られた。



富山県ナチュラリスト協会20年度総会
  平成20年4月12日(土) サンシップ福祉ホール 11:40〜12:30

 シンポジウムに引き続き、総会が行われました。太知会員(平成8年度認定)が議長に指名され、役員改選を含む全ての議案が承認されました。昨年度に引き続き「立山地区における外来植物除去活動」を3回実施することになりました。室内研修も充実させました。
 多数のご参加お願いします。
   行事計画をご覧ください。