十数年かけてようやく花が
6月5日森林限界を超えた2450m室堂平血の池斜面に、10株あまりのエンレイソウを見つけました。素人判断で「日本一最高所に咲いていて、ミヤマハンノキの林床で、葉をすぼめ蒸散を防ぐことで、生育できているのかな」と思いました。鮫島淳一郎氏の執筆で教育社刊「植物の世界」ではこの花について、「種間雑種も含め8種あり、実を結ぶと地上部は枯れ落ち実は腐り、なかの黒い種子は春に根だけ出し翌年へら状の葉を一枚出し葉柄の根元にふくらみが出て根茎の始まりとなる。自然界では3年目で少し幅広くなり、7年目で3枚葉、10数年目で花が咲き、新鮮な種子についているエライオソムを、アリが好み伝播の役目をしている」とありました。血の池斜面の種の同定は出来ませんでしたが、10数年かけて咲くエンレイソウを大切にしたいものですね。 |
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