以下は会報(NO.9)の一部を再編集したものです。

  ガンコウラン
  

 ガンコウラン科・ガンコウラン属・(岩高蘭)
品格高いガンコウラン酒
 
清水大典著「木の酒・草の酒・果実の酒」と云う本がある。いわゆる薬草酒の作り方の本である。この書によれば日本の山野草の酒で、世界の酒市場に出しても、けっしてひけをとらないような品格の高いものとして、十二品目あげてある。 順不同とはいいながらも、「ガンコウランの酒」が一番目に記されている。
 30才過ぎの胃の丈夫でなかった頃、養命酒を毎日20CC程飲むと良いと人に勧められ、2ヶ月位朝夕に頂いたことがある。その頃はまだ酒に弱く20CCでも顔は真っ赤になっていた。おかげで体力と胃が丈夫になった。そんなところから薬草酒に興味を持ち、前記の著書に出会った。まだ山歩きをしていなかったのでチングルマさえも知らなかったが、「ガンコウラン」の名前だけは頭の隅っこにあった。

薬草酒作りなどトンデモナイ
 山歩きを始めた15年程前、白山でガンコウランの花を教えてもらい、立山でも探したが良く分からなかった。ツガザクラ、ミネズオウ等似た植物があるので区別ができなかった。
 ようやくミクリガ池温泉の前で黒い実を見つけることができたが、国立公園内でもあるし、粒粒の数も非常に少なく薬草酒を作るなどとんでもないと思った。(吉井)