以下は会報(NO.10)の一部を再編集したものです。

  キバナシャクナゲ

花の豪華さに魅せられる
    キバナシャクナゲの栽培に挑戦   

 長年の引越しとアパート生活に別れを告げ自分の家に腰を落ち着けたのが、昭和49年3月であった。それまでは、庭木や鉢植え植物とは無縁であった。「庭が寂しいだろうから」と兄が立派なシャクナゲの鉢植えを持って来てくれた。5月には沢山の花が咲いた。一つのつぼみから10数個の花が纏まって咲く豪華さに私はすっかり魅せられた。  6月には山王祭りにでかけて、日本産の3年生シャクナゲ苗を10種類程買ってきた。2〜3年後から年毎に花の数が増えていった。この夏、乗鞍岳に登り、自然界のシャクナゲに出逢った。乗鞍岳にはキバナシャクナゲがたくさん咲いていた。その中に薄いピンク色の花弁のものもあった。ウスベニキバナシャクナゲとでも名付けたい様な花があちこちにあり、思わず見とれてしまった。その時以来キバナシャクナゲのとりこになってしまった。それから毎年山王祭りに出かけて、大雪山キバナシャクナゲの3年生苗を3本買い、数冊のシャクナゲ栽培の本を頼りにほぼ10年、約30本位育ててみたのだが、どれも3年位で枯れてしまった。  昨年、久しぶりにキバナシャクナゲの栽培を試みたくなり、山王祭りに出かけて探し歩いたが、苗の販売は見当たらなかった。    (吉井)