以下は会報(NO12)の一部を再編集したものです。

  シナノキンバイとミヤマキンポウゲ



シナノキンバイ
シナノキンバイとミヤマキンポウゲを見分ける
    
    ルーペで別の世界も
信濃キンバイと深山金鳳花
 山歩きを始めて間もない頃、黄色い花の中でミヤマダイコンソウ、ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)、シナノキンバイ(信濃金梅)の三っが良く似ているので困った。いつも一緒のN先輩が、ミヤマダイコンソウは葉っぱが半円形であるから、先ず葉を良く見る様にと教えてくれた。ミヤマキンポウゲとシナノキンバイの区別は花の直径が2.5cm位であればミヤマキンポウゲ、4cm位であればシナノキンバイ。大きさで識別できないときは、「花をひっくり返して裏に緑色のガク片があればミヤマキンポウゲ、無ければシナノキンバイ」であると!。長い間この二つを見るたびにひっくり返して見ていたがそのうちに、花の色合いで解る様になった。
 花の中をルーぺで観れば、また別の世界が見えてくる。(これはオススメコースです。)オシベ、メシベ、ハナビラが沢山そこにある。ミヤマキンポウゲ、シナノキンバイは“ミスミソウ“と同じキンポウゲ科の植物で外側の花びらの様に見えるものは、ガクヘンだそだ。この花は一の越の東側の斜面か、奥大日の南側斜面に大群落があり、そこまで歩かないと見れない花だと思っていたが、数年前より室堂平で年々増え続けているので、今では遊歩道を一回りして来るだけで出会える様になつた。
  (吉井 勝)